こんにちは！
土木鉄筋工事などの建設業を承っており、プロの鉄筋工の職人が在籍している有限会社杉浦鉄筋工業です。
愛知県岡崎市に事務所を構え、鉄筋工事や鉄筋加工の幅広い施工で、多くの現場に携わってまいりました。
今回は、鉄筋とコンクリートを組み合わせる理由をご紹介します。
このコラムが皆様のご参考になれば幸いです。

コンクリートだけでは強度が劣る

鉄筋コンクリート造の建物は、内部に必ず鉄筋を組み込んでいます。
その理由は、コンクリートだけでは強度が劣るからです。
コンクリートは固い素材で、圧縮に耐える力は高い耐久性を誇ります。
その一方、引っ張られる力や曲がる力には弱いのです。
建物は、強風や自信などの衝撃でしなることがあるので、引っ張られたり曲げられるなどの負荷がかかってしまうと、耐えきれずにヒビ割れてしまいます。

鉄筋とコンクリートの強みとは？

コンクリートの強みは圧縮に耐える力です！
また、コンクリートは熱に強く1000度の熱で熱しても崩れることはありません。
そして、コンクリートの弱点である引っ張る力を補うために最適な素材が鉄筋です。
鉄筋は引っ張られる力に強いという特徴があります。
また、鉄筋は熱に弱いですが、コンクリートの中に組み込むことでその弱点を克服することが可能です。
このようにコンクリートと鉄筋の強みは、建物の安全性を守るためには欠かせません。

互いを支え合っている

コンクリートと鉄筋はお互いの弱点を補いあって、より耐久性の高い素材に進化しています。
また、鉄筋とコンクリートは簡単に組み合わせることができるので、施工が行いやすくさまざまな場所で活躍しています。
お互いを支えあっている鉄筋コンクリート造は、方形や円形など自由な形をつくり出すことが可能です。
その利点を生かして、建物だけではなく高速道路やトンネルなどでも採用されています。

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最後までご覧いただき誠にありがとうございました。