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鉄筋工事の豆知識「コンクリート打設」とは

こんにちは、岡崎市をはじめとした愛知県などの各地域で鉄筋工事や土木工事を承っている有限会社杉浦鉄筋工業です。

弊社には長年培ってきた経験やノウハウがあります。
本コラムでは、鉄筋工事や土木工事にご興味を持っていただけるように、お役に立つ情報や豆知識をお届けいたします。
今回は、『鉄筋工事の豆知識「コンクリート打設」とは』というテーマでお送りいたします。

コンクリート打設とは?

コンクリート打設とは、建造物の基礎や柱、梁、壁などをつくる工程のひとつです。
型枠を組み、コンクリートを流し込んでいきます。

手順についてご紹介

ここからはコンクリート打設の手順についてご紹介していきます。

打設工法

コンクリートの打設工法には、コンクリートポンプを使用する工法とコンクリートバケットを使用する工法があります。
コンクリートポンプ工法では、ポンプ車からポンプ圧送します。

コンクリートバケット工法では、コンクリートを入れたバケットを打設箇所まで運んで打設を行います。

現在ではコンクリートポンプ工法が主流となっていて、コンクリートバケットの工法は、固練りでポンプ圧送が難しいときや小規模打設でのみ活用されています。

打込み準備

コンクリート打設には、流し込むための鉄筋や型枠の設置が不可欠です。
型枠設置の制度によって、構造物の出来が左右されるため、慎重にチェックを行います。
鉄筋や型枠が施工計画通りの寸法や配置であるか、固定がしっかり為されているかをチェックし、ゴミや木片などの混入がないように清掃を行います。

型枠内の水分を排水し、コンクリートを流し込んだ際に吸水してしまう可能性のあるところは事前に湿らせておくなどの配慮が必要です。

受け入れ検査

生コンクリートの受け入れ検査を行います。
発注したものと同等の状態になっているかを確かめるための検査で、スランプ試験・空気量試験・塩化物含有量試験・圧縮強度試験があります。
受け入れ検査により適切と判断された場合にのみ、打込みが許可されます。

打込み

コンクリートを型枠に流し込む打込み時にも、細やかな注意が必要です。
鉄筋や型枠の位置が動かないようにする、コンクリートの材料分離がないようにする、打ち込んだコンクリートを横に移動させない、打継目以外の箇所では連続して打込みを行って完了させる、打ち上がり面の水平を確保する、などに気を付けて打込みを行います。

締固め

型枠の隅々にまで行き届くようにするための作業が、締固めです。
締固めには三種類の方式があります。
コンクリートの中に振動機を挿入する方式を「内部振動方式」、型枠の外から振動を与える方式を「内部振動方式」、道路舗装や床面に使用する方式を「表面振動方式」といいます。

仕上げ

打込み、締固めだけでは表面に凹凸ができてしまうため、鏝を使用して表面を仕上げます。
染みでた水を取り除けるまで仕上げを行い、固まる過程でひび割れが生じた場合はタンピングまたは再仕上げで修復を行います。

ここまで、『鉄筋工事の豆知識「コンクリート打設」とは』というテーマでお送りしました。
今後も、各種情報をお送りいたします。

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