鉄筋工事の豆知識「コンクリート打設」とは
こんにちは。愛知県岡崎市を拠点に、鉄筋工事や土木工事を手がけている有限会社杉浦鉄筋工業です。
弊社は創業から50年以上にわたり培ってきた経験と技術を活かし、確かな施工を提供してまいりました。
このコラムでは、鉄筋工事や土木工事に関心をお持ちの方に向けて、役立つ知識や現場での工夫をわかりやすくご紹介しています。
今回は「鉄筋工事に欠かせないコンクリート打設」について解説します。
コンクリート打設とは?

コンクリート打設は、建物の基礎・柱・梁・壁などを形成する重要な作業工程です。
あらかじめ設置した型枠にコンクリートを流し込み、強度と形状を確保します。
コンクリート打設の手順
打設工法
打設方法には「コンクリートポンプ工法」と「コンクリートバケット工法」の2種類があります。 現在主流となっているのはポンプ車を使ったポンプ工法で、効率的に広範囲へ圧送が可能です。 一方で、固練りのコンクリートや小規模工事では、今でもバケット工法が活用されています。
打込み準備
打設前には鉄筋の配置や型枠の精度を厳しく確認します。 ごみや木片の混入を防ぐため清掃を徹底し、型枠内の水を排出して適切な状態を整えます。 必要に応じて型枠を湿らせ、コンクリートの吸水を防ぐ配慮も欠かせません。
受け入れ検査
工事に使用する生コンクリートは、搬入時に必ず品質検査を行います。 代表的な検査項目は、スランプ試験・空気量試験・塩化物含有量試験・圧縮強度試験です。 基準を満たしていると確認できた場合のみ、打設作業が開始されます。
打込み
打込みでは鉄筋や型枠が動かないように注意しながら、材料分離を防いで流し込みます。 途中で中断せず、打ち継ぎ部分以外は連続して打設を完了させることが重要です。 また、仕上がり面の水平をしっかり確保する必要があります。
締固め
コンクリートを隅々まで行き渡らせるために「締固め」を行います。 方法には、コンクリート内部に振動機を入れる「内部振動方式」、型枠の外から振動を与える「型枠振動方式」、道路や床仕上げで使う「表面振動方式」があります。
仕上げ
打設後の表面はそのままでは凹凸ができるため、鏝を用いて平滑に仕上げます。 余分な水分を除去し、万が一ひび割れが発生した場合には再仕上げやタンピングで補修を行います。
ここまで「コンクリート打設の基礎知識」をご紹介しました。
鉄筋工事は建物の安全性を左右する、大変重要な工程です。
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