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加工帳や施工図の作成で気を付けることは?

こんにちは!愛知県岡崎市に拠点を置き、鉄筋工事や土木工事を行っております、有限会社杉浦鉄筋工業です。
鉄筋工事には、鉄筋の加工に必要な加工帳・加工札の作成や、鉄筋を現場で組み立てる際に必要な施工図が存在します。
加工帳も施工図も、ある程度の経験を積んだ人や職長が作成するものです。
しかし、これから作成予定がある方、鉄筋工事を極めていきたいという方はぜひどういうものか知っておくべきです。
そこで今回は、加工帳や施工図について、その内容や気を付けるべき点を解説いたします。

鉄筋工の仕事


鉄筋工の主な仕事は大きく分けて3つあります。
「現場での組立作業」「加工」「加工帳・加工札・施工図の作成」です。
組立や加工は文字通り、鉄筋を組み立てたり加工したりなどを行います。
しかしこの組立も加工も、ただ好きなようにするわけではなく、施工図や加工帳、加工札をもとに行っています。

加工帳・加工札・施工図とは?

施工図とは、鉄筋をどのように配置して組み立てるかを指示した図のことです。
加工帳・加工札とは、鉄筋をどのように加工するかを書いた指示書のことを指します。
施工図・加工帳・加工札は、組み立て予定の構造物に合う加工の長さ、加工形状、加工本数を拾い出してから作成します。

加工帳・加工札・施工図の作成で気を付けること

施工図は、現場の品質を左右する重要な図面です。
鉄筋のかぶり厚さ・付着・定着・継手などの規定に沿って、間違いのないように作成しなくてはいけません。
かぶりの寸法も書くときも注意が必要です。
壁のように縦や横のみの配筋であれば直棒の表面までがかぶりですが、柱・梁の場合は断補強筋の表面までがかぶりになるため間違わないよう気を付けましょう。
また、施工図には見やすさと分かりやすさが重要です。
手渡された職人がすぐに分かって作業に取り掛かれるような施工図をつくるようにしましょう。
加工帳・加工札も記入ミスがあれば、必要以上に加工してしまうなど製造にも影響します。
施工図も加工帳も正しく作成できなければ、正確な工事はできませんので気を付けましょう。

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